吸着効率:
静的吸着
動的吸着
静的吸着
この用語は動的吸着から派生し、動的吸着との区別のために用いられます。
つまり、吸着剤が湿った環境にある場合に、最大でどれだけの水分を吸着できるかを示し、通常は重量で表示されます。
- 例えば、100gの吸着剤に含まれる水分が20gである場合、吸着効率は 20 ÷ (100-20) = 25% となります。
- 湿度によって吸着効率は異なり、湿度が高くなるにつれて吸着効率も上昇します(湿度が上がって吸着効率が下がることはありません)。環境湿度が100%に達した時の吸着効率は「飽和効率」と呼ばれます。
- 飽和効率が高い ≠ 吸着能力が高い
飽和効率が高い原因としては、吸着剤の孔径が不均一であったり、素材が中空であること(例:シリカゲル)などが挙げられます。
モレキュラーシーブの飽和効率は22%に過ぎませんが、実際の吸着成分は吸着剤の重量の20%しか占めておらず、残りの80%は粘土です。実際の成分比で計算すると、吸着効率は100%を超えます。
静的吸着についての議論だけでは、吸着剤の性能を正確に反映することはできません。
動的吸着
吸着式乾燥機の吸着効率(能力)は、出口露点の等級やメーカーごとの装置性能により異なるため、統一規格を設けることはできません。実績や経験値に基づく裏付けが必要で、最も確実なのは実際の運転データによる検証です。
- 吸着効率と脱着(吸着)熱には一定の関係があります。脱着熱が高いということは、吸着剤と水分子間の結合エネルギーが高く、結合が壊れにくいことを意味します。つまり、吸着力が強いということです。
吸着力が強いということは、ほぼ吸着効率が高いことを意味します。 - もし現在市場にこんな吸着剤があったら:
「最も耐久性があり、脱着熱が最低で、吸着効率が最高」――あなたは信じますか?(これは典型的な“三つの良いこと”製品です!)